
どうも!リトルドッグです!今日は「スクランブル英文法・語法」から簡単な方のBasicをレビューしたいと思います!
2019年に初版発行、2021に重版になったものを用いてレビューします!3rd Editionになります!
旺文社から出ている文法書ということで、大学入試だけでない文法書を期待してしましますが果たしてどうでしょうか!(旺文社は英検のテキストを多数作っています)
見ていきたいと思います!
(より難しいバージョンのスクランブル4thEditionについてはリンク先へ)
スクランブル英文法・語法Basic はこんな人におすすめ

- 大学受験に向けて文法を学びたい、英語が苦手な生徒
スクランブル英文法・語法Basic の特徴
ここではリトショ内のその他の参考書と比較したとき、スクランブル英文法・語法Basicの特徴だと思うことをまとめておきます!
- 入試頻出項目をより効率的に学ぶことができるようにしている
- 分析は過去二十数年の大学入試、その中から難問・発展問題を除いた基本〜標準レベルの問題を集めている(入試基礎〜私大標準を対象としている)
- 文法・語法、イディオム・会話表現、語彙・アクセント・発音の3部構成になっている
基本的には4択の問題を掲載している文法書である - Power Up!という形で文法や入試で問われるポイントをまとめている
- 左側に問題、右側に解説が掲載されている。問題の下に問題文の和訳と解答が掲載されている
- 出題された大学名が問題に記載されている
- 頻出、基本など出題頻度が一目でわかる工夫がされている
- CDで音声の確認をすることができる
スクランブル英文法・語法Basic に対するリトルドッグの考察
典型的な受験文法の参考書のように感じる。掲載の仕方もその他の参考書とほとんど同様である。
基本的には4択の問題を採用しており、10問に1問程度並び替えや空所補充など違う種類の問題がある。
解説は文法事項であっても最小で1行程度とかなりコンパクトにまとめている印象。ただしPower Up!という形でよく問われるものをまとめてくれているので、そちらも利用しながら進めたい。
掲載されている問題についてははじめにでも書いてあるように入試問題を中心としている。その中でも基本、標準の問題となっている。
せっかく英検をテリトリーとしている旺文社が出しているのだから、英検を分析対象とした新しい文法書を期待していたがそうではないようだ…
入試問題を対象にし、まとめている文法書は数多い。この参考書が悪いとは全く思わないが、典型的すぎて差別化がされていない。そこがもったいないと感じる。
もしかしたら他の教材も買わせたいという企業的な思惑があるかもしらない。そのような思惑で受験生に大変な思いをさせないで欲しいと願う。
非常によくまとまった参考書ではあるが、他と比べて選ぶ基準をどうつけるのか、非常に悩ましい。その他の付属のテキスト次第で選ぶ(ワークブックとか)ようになってしまうと思う。
しかしこうなると参考書がどうかという問題より、「企業力」という問題になってしまう。
この一冊で全てが完結し、受験生の助けに大いになり、唯一無二な参考書作りを期待したい。
最後に
今日はスクランブル英文法・語法Basicをレビューしました。非常によくまとまっており、文法書としての完成度はかなり高いように感じました。
英検も入れて差別化を図ってくれると私たちユーザーとしては一石二鳥で使いやすいですよね!そんなこれからの進化が楽しみな参考書でした!
では、本日はこれまで!その他の学習参考書に関する記事はリンク先から!
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