どうも!リトルドッグです!今日は「入門英文解釈の技術70」をレビューします!
2008年に初版発行、2020年の第35刷を用いてレビューします!かなり増刷もされているので人気具合も分かります。
私自身もこのシリーズを使用して難関大に合格をしています。入門70ということで1番簡単なものになりますが、果たしてしっかりと大学受験でも使用できるのでしょうか。
見ていきたいと思います!
入門英文解釈の技術70 はこんな人におすすめ
・比較的易しい文章で、英文の構造を理解したい人
・単語訳だけで英文を読むことから脱したい人
入門英文解釈の技術70 の特徴
ここで入門英文解釈の技術70の特徴をまとめておきたいと思います。
- 高校基礎から中堅大・センター試験までを対象としている
- 高校一年生から取り組めるように難易度を調整している
かつ入試に高度な英文を理解する時に不可欠な構造把握を習得することを主眼にしている - 14の大きなテーマに分かれており、その中で小テーマとして70に分かれている
- 本編が始まる前に学習の基礎知識として説明語句の説明が記載されている
- 4〜5行程度の例文、解説、構文図解、全訳、語句が見開き2ページにまとまっている
- 復習トレーニングとして何も書いていない同じ文章が掲載されている。
- 類題集として70題ほど別の問題がついている
- CDが付属しており、例題、類題の音声を確認することができる
この一冊で例文から解説まで掲載されているのは驚きの一言です!
入門英文解釈の技術70 に対するリトルドッグの私見
英文の構造を理解するための本としてかなりの完成度である。
例文を読み、読解をし、解説を読み、図解を見て自分の理解と合っていたかを確認する。このように英文の構造を理解するためのプロセスがこの1冊で終わる。
基本的には解説を読んで理解できると思うが、説明が分かりづらい箇所がある。そのような場所は身近な先生や英語が得意な人に尋ねるなどして理解した方がいいだろう。
高校1年からでも取り組める、中堅大が対象となっているが、語句レベルは比較的難しい。構文の練習をしたいのに語彙レベルでつまずく人が多いのではないかと予想する。
右ページ下に意味をまとめてくれてはいるが、それでも理解できない単語が出てくるかもしれない。構文の練習をしたいので知らないものがあれば、すぐに調べてしまうのがいいだろう。
本編が始まる前の語句説明もありがたい。節、句の違いや品詞ごとの機能など説明に用いられる言葉の理解に苦しむ学習者も多いからだ。ここも飛ばさずしっかりと読んでから始めた方がいいだろう。
ポレポレなど有名な構文読解の参考書はいくつもあるが、比較的易しい英文で構文読解の練習ができる参考書はこれしかないのではと思う。
もう一つ難易度が高い「基礎英文解釈の技術100」はリンク先を参考にしてください!
最後に
今日は「入門英文解釈の技術70」をレビューしました!私自身はこの1つ上の基礎英文解釈の技術100を使用していたのでこのシリーズの有用性は折り紙付きかなと思っています。
この難易度でこれほど充実した構文読解の練習ができる参考書はこれだけだと思います!是非挑戦してください。
では、本日はこれまで!その他の学習参考書に関する記事はリンク先から!
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