
どうも!リトルドッグです!今日は「FutureGlobe 表現のための英文法・語法問題」をリトルレビューしていきます!
2021年に初版発行のかなり新しい文法書ですね!著者は違いますが、リトショでもレビューしたことがあるPower Stageや Bright Stageも出している瓜生さん監修です。
どんな参考書になっているのか、レビューするのが楽しみです!
Future Globe はこんな人におすすめ

- 大学受験対策をしながら英語が使える練習をしたい人
Future Globe の特徴
ここでFuture Globeの特徴をまとめたいと思います!
- Stage1〜3の3パート構成。Stage1が基本的な表現でStageが進むにつれて発展的な表現になる。
- よく見かける文法項目ごとに分かれている大学受験用の文法書とは違う。
表現の使用頻度や文法の難しさでStageを分けている。そのため文法項目はランダムに出てくる。 - 気持ちや考えを伝えるものを機能的表現(Function)とし、買い物や電話などで使う場面別表現(Situarion)に分けている。
- 各Stageは前半がFunction、後半がSituationの掲載となっている
- Stageの最後には作文問題とリスニング問題が掲載されている
- 大学受験用の文法書とは異なるが、掲載されている問題形式は選択空所補充、適語補充、語句整序問題など文法問題集としての形をしている。
- 左ページには問題と下に問題の日本語訳、右ページに問題の解説と解答が掲載されている
- 音声を聞くことができるLISTENING PRACTICE、○×問題などを行えるきりはらの森というアプリが無料で利用できる
他の英文法の参考書とは違い、かなり特徴的な1冊です。とても差別化がされていていいですね!
Future Globe に対するリトルドッグの私見
昨今叫ばれているような日本の大学入試の知識偏重型問題に疑問を呈しているような参考書である。
問題の掲載の仕方からもそれがわかる。気持ちや考えを伝える表現 と 状況で使うための表現を分け、それを使用頻度順で掲載している。
他の参考書にはない大きな特徴であり、とても新しい試みだ。
実用を意識された参考書である。しかし問題は大学入試で出題されるような文法問題を使用しているなど「大学受験勉強と実際の英語使用を混ぜた参考書を目指したい」というような著者の心が伝わってくるような参考書だ。
これからの英語教育に求められる力を育成するのに役立つ1冊だろう。
使用頻度順に掲載をしていることから、文法の項目ごとにまとまっていないことが特徴として挙げられる。ある程度意識してまとめているのも感じるが、それでも他の参考書より明確に分けられていない。
ランダムで問題を解きたい人には非常にありがたい一方、
「今日はここを習ったから復習しよう」「この部分の問題を解きたい」と考えても参考書内から検索することが困難である。
どちらがいいというわけではないが、この参考書を使用する場面を考えてしまう。新しすぎる形ゆえに嫌厭されるところもあるのでは?と思う
そして文法項目だけでなくイディオムや語法まで入った他の英文法参考書に比べてみると、問題数の少なさも目立つ。
せっかくお金を出して買うのであれば、その1冊で全てが済んでしまうような参考書を欲しているのではないかと思う。
「どうせ買うならたくさん載っていて、やろうと思ったらできる参考書の方が同じ値段ならお得」このように、問題数の充実は高校生や受験生の購買意欲にも関わってくる。
とてもいい参考書なのでこの1冊で全て賄うことができるほどの完成度に持っていくことができれば、もっと成長する参考書であると感じた。
最後に
今日はFuture Globeをレビューしました!掲載の仕方などとても新しく、大学入試と実用英語を繋ぐ新しい参考書のように感じました!
同じような考えに共感をもつ人はぜひ取り組んでみたい1冊です!
では今日はこれまで!その他の学習参考書関連の投稿はリンク先から!
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