
どうも!リトルドッグです!今日は「基礎英語長文問題精講は受験におすすめ?勉強法も考えてみた!」
ということで「基礎 英語長文問題精講」を扱ってみたいと思います!
私が受験生の頃からある大参考書(?)ですが、色々と知識がついた今向き合ってみたら違うものに気づくかも知れない!
ということで実際に受験に向いているのか?どんな特徴があり、どんな勉強が向いているのかを考えてみたいと思います!
基礎英語長文問題精講 はこんな人におすすめ

・詳しい解説はなくても文章量をとにかくこなしたい人
・英語の基礎勉強は一通り終わっている上級者
基礎英語長文問題精講 の特徴
ではここでリトルドッグが注目したい特徴をまとめてみたいと思います!
- 本の中でも文章に難易度をつけ、前期、中期、後期と分けている。またその後に頻出重要テーマの例題を10題掲載している。
- 本書には語句、研究(1文の解説、文法の解説)、全文訳、重要類題が掲載されている。
- 別冊には問題の解答と簡単な解説、類題の訳と語句が記載されている
合計で90題もの長文が掲載されている!文章量でいえばどの参考書と比べても間違いなく最多掲載だと思います!
基礎英語長文問題精講 に対するリトルドッグの私見
近年の英語長文問題集は難易度別に出されているものが多い。シリーズ化したいとか、解説を詳しく書きたいなどの様々な理由もあるだろう。しかし「受験生」としては1冊ですべての難易度の問題がまとまっていることは非常にありがたい。
この参考書を一言で表すならば「難しい」である。
文法や構文は一通り身につけてから取り組みたい1冊である。
例えば解説には「~は『付帯状況』を表す分詞構文。」のように記載されている。
当然文法が身について、文章中で使いこなせる形になっていればこれだけで理解することができるだろう。
問題後の研究には所々重要表現の解説は記載されているが、その文の構造を説明はしていない。またここで解説されている文法の説明は文法辞書(ロイヤル英文法や英文法解説など)で解説されているのと同じような解説である。非常に固く、読解力のない生徒にはこれを理解するだけでも苦労するだろう。
以上のことを踏まえて、かなり難易度の高い参考書であると言えるだろう。
基礎英語長文問題精講 のおすすめ勉強法
この参考書のやり方はシンプル!問題を解いて答え合わせをする。

ただし、掲載されている解説はあまり頼りにしないようにしよう!
丁寧ではない上に、非常に難解な書き方をしているので逆に混乱する可能性もある。(もちろん読んで理解できればそれで良い)
どうして間違ったのかは全訳を頼りにしよう。(普通は日本語ありきの勉強は推奨しませんが)
訳と英文を照らし合わせながら、どの文で読み間違えたのかを復習する。その際訳が取れていない=構文が取れていないということなので、その文の構成をしっかりと読み解くようにしよう!
全文が取れたら、英文を見ながら論展開をマスターしよう!具体例、主張、譲歩など丁寧に論を取っていこう!
最後に
今日は「基礎英語長文問題精講」を受験におすすめ?勉強法も考えてみた!という視点で書いてみました!
非常にいい問題をまとめている一方で解説の難易度が高すぎるというデメリットもあります。
解説を理解するためにも読解力が求められます!分かりやすい解説を求めている人には耐えられない一冊かもしれません…
挑戦する人は是非覚悟して取り組んでください!
では本日はこれまで!その他の学習参考書についてはリンク先から!
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